【Notionエンタープライズ】Datadog連携で監査ログを完全監視!設定手順と活用術を解説

NotionとDatadogを連携する最大のメリットは、監査ログのリアルタイム分析による「セキュリティ事故の未然防止」です。エンタープライズプラン標準のコネクト機能を使えば、不正アクセス、大量のデータエクスポート、権限変更などのリスク行動をDatadog上で即座に検知・アラート発報できるようになります。

「Notionを全社導入したいが、ログ管理が不安」「誰がいつ何を見たか、セキュリティ要件として保存が必要」

そんな情シス・管理者の方へ。Notionの監査ログ(Audit Log)をDatadogに統合し、堅牢な監視体制を構築する方法を解説します。


Notion × Datadog連携で実現できる「3つの可視化」

Notion単体でも監査ログのCSVダウンロードは可能ですが、Datadogと連携することで「能動的な監視」へと進化します。

1. セキュリティ脅威の即時検知

ログを自動収集し、以下のような異常行動があった際にSlackやメールで即時アラートを飛ばせます。

  • 異常なログイン: 短時間に複数回のログイン失敗、普段と異なる国からのアクセス。
  • 権限の改ざん: ワークスペースオーナーの追加・削除、ゲスト招待の許可設定の変更。
  • 情報の持ち出し: ページの一括エクスポートや、大量のコンテンツ複製。

2. 利用状況とボトルネックの特定

「どの部署がNotionを活用しているか」「エラーが頻発しているAPI連携はないか」といったパフォーマンスや利用状況をダッシュボード化できます。

  • アクティブユーザー推移: 部署ごとの利用頻度を可視化。
  • APIエラー監視: 自社開発した連携ツールの不具合検知。

3. トラブルシューティングの迅速化

「ページが消えた」「アクセスできない」といった問い合わせに対し、Datadogのログエクスプローラーでユーザーの行動履歴を秒単位で追跡し、原因(誤操作や権限変更)を特定できます。


【図解】連携設定の完全ステップ(所要時間:約10分)

この機能を利用するには、**Notionのエンタープライズプラン(Enterprise Plan)**契約が必須です。

手順1:事前準備(権限確認)

  • Notion側: ワークスペースオーナー権限でログインしていること。
  • Datadog側: 管理者権限でログインしており、APIキーの発行が可能であること。

手順2:Notionでのコネクト設定

Notionの画面から直接Datadogへの接続を開始します。

  1. Notionのサイドバーから**「設定とメンバー」**を開きます。
  2. **「接続(Connections)」メニューをクリックし、上部のタブを「ワークスペース」**に切り替えます。
  3. リストの中から「Datadog」を探し、**「接続する」**をクリックします。
    • [画像: Notion設定画面のDatadog接続ボタン]
  4. 認証画面がポップアップするので、連携したいDatadogの組織(Organization)を選択し、承認(Authorize)します。

手順3:Datadog側でのログ確認

設定が完了すると、自動的にログの転送が始まります。

  1. Datadogの**「Logs(ログ)」**セクションを開きます。
  2. フィルターで source:notion と検索し、ログが流れてきているか確認します。
  3. 必要に応じて、Datadogのインテグレーションタイルから「Notion」をインストールし、標準ダッシュボードを有効化します。

運用イメージ:Datadogでの監視ダッシュボード例

連携後、Datadog上でどのような監視が可能になるか、具体的な活用例です。

監視項目検知内容の例アクション
User Activity特定ユーザーによる100件以上のページ閲覧内部不正の予兆としてマーク
Admin Actions監査ログのエクスポート操作、SSO設定の変更セキュリティ担当者へ即時通知
Public Sharing「Web公開」設定のオン/オフ切り替え情報漏洩リスクとしてアラート

比較:Datadog vs 他のログ管理ツール

Notionは主要なSIEM(セキュリティ情報イベント管理)ツールと連携可能です。

ツール名特徴Notion連携の強みおすすめの企業
Datadogオールインワンインフラ監視とセットで管理可能。導入が最も手軽。既にDatadogを利用中のテック企業
Splunk高度な分析大規模データの相関分析が得意。金融・大規模エンタープライズ
Pantherセキュリティ特化Code-as-Infrastructureでの検知ルール管理。セキュリティエンジニアがいる組織

よくある質問(FAQ)

Q. ビジネスプラン(Business Plan)でも連携できますか?

A. いいえ、できません。

Datadogを含むSIEM連携(監査ログの自動エクスポート機能)は、エンタープライズプラン限定の機能です。

Q. どのようなログが取得できますか?

A. 30種類以上の操作ログが取得可能です。

ページの作成・閲覧・編集・削除、ファイルのダウンロード、コメント、権限変更、ログイン・ログアウト、検索履歴など、ユーザーのほぼすべてのアクションが記録されます。

Q. 過去のログもDatadogに取り込めますか?

A. 基本的には連携設定後のログが対象です。

連携前の過去ログについては、Notionの管理画面からCSVで手動エクスポートし、Datadogへインポートする必要があります。


まとめ

NotionとDatadogの連携は、組織のセキュリティレベルを一段階引き上げるための必須設定です。

  • 前提: エンタープライズプランが必要。
  • 効果: ログの可視化、不正検知の自動化。
  • 設定: Notion管理画面から数クリックで完了。

「見えないリスク」を放置せず、今すぐ連携設定を行って、安心してコラボレーションできる環境を整えましょう。

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