Notionはオフラインで使える?電波がない場所での作業ガイドと「同期」の仕組み

「飛行機や新幹線で移動中にNotionを書きたい」「電波の悪いカフェで作業したい」

そんな時、Notionがどこまで動くのか不安になりますよね。この記事では、Notionのオフライン機能の「本当の実力」と、データを失わないための正しい準備方法を解説します。


Notionのオフライン機能、その「真実」

まず、最も重要な事実をお伝えします。Notionには、Evernoteのような**「このノートブックをオフラインで保存」というスイッチはありません。**

しかし、**「一度読み込んだページは、一時的に端末に残る(キャッシュ)」**という特性があります。これを利用することで、擬似的にオフライン作業が可能になります。

【一覧表】オフラインで「できること・できないこと」

電波がない状態で何が起こるのか、機能を整理しました。

機能オフライン時の挙動備考
ページの閲覧🔺 一部可能直前に開いたページのみ見れます。
テキスト編集⭕ 可能再接続時に自動同期されます。
新規ページ作成❌ 基本的に不可エラーが出る場合が多いです。
検索機能❌ 不可サーバー通信が必要なため使えません。
画像表示🔺 キャッシュのみ読み込み済みの画像は出ますが、新しい画像は出ません。

オフライン作業を成功させるための「事前準備」

電波のない場所に行く前に、必ず以下の手順を行ってください。これを忘れると、ページが真っ白で表示されないリスクがあります。

手順:必要なページを「プレロード(事前読み込み)」する

Notionにはダウンロードボタンがないため、**「ページを開いておく」**ことが唯一の保存方法です。

  1. オンライン環境でアプリを開く
    • PCまたはスマホでNotionを立ち上げます。
  2. 作業したいページを全て開く
    • オフラインで使いたいページを一度クリックして表示させます。下層ページも忘れずに開いてください。
  3. アプリを閉じずに移動する
    • アプリを完全に終了(タスクキル)させず、バックグラウンドに残したまま移動を開始します。

💡 編集長のアドバイス:

ブラウザ版よりも、**PC/スマホの「デスクトップアプリ(インストール版)」**の方がキャッシュを保持する力が強いです。オフライン作業の予定があるなら、アプリ版の使用を強く推奨します。


オフライン編集後の「同期(Sync)」の仕組み

オフラインで書いたメモは、次にネットに繋がった瞬間にサーバーへ送信されます。

注意!「競合」によるデータ消失リスク

オフラインであなたが編集している間に、別のメンバーが同じページをオンラインで編集していた場合、**「編集の競合(コンフリクト)」**が起こります。

  • リスク: 後から同期した内容が上書きされたり、履歴が複雑になる可能性があります。
  • 対策: オフラインで作業するページは、自分専用の「下書きページ」や「個人メモ」に限定するのが安全です。

よくある質問(FAQ)

Q. スマホアプリに「オフラインで利用可能にする」ボタンが見当たりません。

A. 現在、その機能は存在しません。

古い情報や他のアプリ(Evernote等)と混同されているケースが多いですが、現時点のNotionには手動でオフライン保存するボタンは実装されていません。今後のアップデートに期待しましょう。

Q. オフラインで編集した内容が消えてしまいました。

A. アプリを強制終了したり、ログアウトしたりしませんでしたか?

オフライン編集データは、アプリ内の一時データとして保存されています。同期が完了する前にアプリをアンインストールしたり、ログアウトしたりすると、データは永久に失われます。必ず「オンラインに戻って同期完了マーク(✓)」を確認してからアプリを閉じてください。

Q. 「オフラインです」という赤い帯が出ます。

A. 正常な表示です。

Notionがサーバーと通信できないことを知らせる警告です。この表示が出ている間は、検索やデータベースのフィルタ変更などはできませんが、テキスト入力はそのまま続けて問題ありません。


まとめ

Notionのオフライン機能は「緊急用」または「ちょっとした移動用」と割り切るのが正解です。

  1. 専用のダウンロードボタンはない
  2. **事前にページを開いておく(キャッシュさせる)**必要がある。
  3. アプリ版を使うのが一番安全。

この3つの鉄則を守れば、トンネルの中でも、空の上でも、Notionでアイデアを書き留めることができますよ!

Related Post