「リスト形式で記録しているけど、結局いくら使ったか直感的にわからない…」そんな悩みはありませんか?
家計簿をカレンダー表示にすると、「お金を使わなかった日(No Money Day)」や「使いすぎた週」が可視化され、自然と節約意識が高まります。この記事では、Notion初心者でもすぐに実践できる設定方法を画像付きで解説します。
家計簿をカレンダー化する3つのアプローチ
Notionでこれを実現するには、大きく分けて以下の3つの方法があります。自分のスキルやこだわりに合わせて選びましょう。
- 既存データベースをビューで切り替える(推奨): 今あるデータを活かす方法。
- テンプレートを使用する: ゼロから作るのが面倒な方向け。
- 外部アプリを埋め込む: Googleカレンダーなどと併用したい場合。
方法1:データベースとカレンダービューを組み合わせる(推奨)
これが最も基本かつ、Notionの強みを活かせる方法です。自分でゼロから作る場合もこの手順になります。
手順1:データベースを用意する
まず、支出を記録するデータベース(テーブル)を作成し、以下のプロパティ(項目)が必ず含まれていることを確認します。
- 名前: 支出内容(例:スーパー、ランチ)
- 金額: 数値プロパティ
- 日付: 日付プロパティ(これがないとカレンダー化できません)
- タグ: セレクトプロパティ(食費、交通費など)
手順2:カレンダービューを追加する
データベースの右上にある「+」ボタン(または現在のビュー名の横にある+)をクリックします。
メニューから**「カレンダー」**を選択し、「完了」を押します。
手順3:表示項目をカスタマイズする
初期状態では「タイトル(支出内容)」しか表示されません。
- カレンダービュー右上の「…」をクリック。
- 「プロパティ」を選択。
- 「金額」や「タグ」の目のアイコンをONにします。
これで、カレンダーの日付の中に「ランチ ¥1,000」のように表示されるようになります。
カレンダー表示のメリット・デメリット比較
リスト表示とカレンダー表示、どちらが良いのか迷う方のために特徴を整理しました。
| 特徴 | リスト(テーブル)表示 | カレンダー表示 |
| 視認性 | 詳細なデータ入力向き | 「いつ使ったか」が一目瞭然 |
| 合計金額 | 列の下部で簡単に合計可能 | パッと見で合計は出ない(※) |
| 入力のしやすさ | 連続入力に強い | 日付をクリックして即入力可能 |
| おすすめ用途 | 月末の集計作業 | 日々の振り返り・予定管理 |
💡 プロの活用テクニック(※):
Notionの標準カレンダービューでは「その日の合計金額」を自動で出す機能が弱いです。そのため、カレンダーは「全体像の把握」に使い、集計はテーブルビューやボードビューを併用するのが「最強の家計簿」への近道です。
テンプレートを活用して時短する(方法2)
「設定が難しそう…」という方は、世界中のユーザーが作成したテンプレートを複製(Duplicate)するのが手っ取り早いです。
- Notion公式ギャラリー: 「Budget(予算)」や「Subscription(サブスク)」で検索。
- コミュニティ: 日本のNotionクリエイターが配布している「家計簿テンプレート」は、最初からカレンダービューが設定されているものが多いです。
よくある質問(FAQ)
Q. カレンダーに「給料日」や「引き落とし日」などの予定も入れたいのですが?
A. はい、可能です。
支出用のデータベースにそのまま「給料日」「家賃引き落とし」というタイトルのページを作成し、日付を指定すればカレンダー上に表示されます。タグ(セレクトプロパティ)で「収入」「支出」「予定」と色分けしておくと、より見やすくなります。
Q. スマホからでもカレンダー表示は見やすいですか?
A. リスト表示の方が扱いやすい場合があります。
Notionのスマホアプリでもカレンダー表示は可能ですが、画面幅の関係で「・(ドット)」で省略表示されることが多いです。スマホで入力する際は「カレンダービュー」ではなく、入力用の「リストビュー」に切り替えて使うことをおすすめします。
Q. Googleカレンダーと同期できますか?
A. 「Notionカレンダー」アプリを使えば可能です。
2024年にリリースされた「Notion Calendar」という別アプリを使えば、Notionのデータベース上の日付(家計簿の日付)とGoogleカレンダーの予定を1つの画面で重ねて表示することができます。これにより、ライフスタイルと出費の関係がより明確になります。
まとめ
Notionで家計簿をカレンダー表示にすると、数字の羅列だった家計簿が「生活の記録」に変わります。
- 日付プロパティを作る。
- カレンダービューを追加する。
- プロパティ表示で金額を見えるようにする。
まずはこの3ステップで、今ある家計簿を「見える化」してみてください。