Notionの「タグ」活用術!情報整理が劇的にラクになる設定と管理のコツ【完全版】

Notionで情報を整理する際、フォルダ分け(階層化)だけで管理しようとしていませんか?

実は、Notionの真骨頂は**「タグ(プロパティ)」による横断的な管理**にあります。

適切にタグを設定すれば、フォルダの場所に関係なく「重要」な書類を一瞬で呼び出したり、「会議」に関する議事録だけを時系列で並べたりできます。この記事では、基本の設定から、プロが実践する「タグのデータベース化」まで徹底解説します。

1. Notionにおける「タグ」の正体

まず基本ですが、Notionに「タグ」という名前の専用機能はありません。一般的にタグとして使われるのは、データベースの以下の2つのプロパティ(項目)です。

プロパティ名特徴おすすめの用途
セレクト (Select)選択肢から1つだけ選べるステータス(未着手/完了)、優先度(高/中/低)
マルチセレクト (Multi-select)選択肢から複数選べるカテゴリ(議事録、デザイン、人事)、関連キーワード

まずは、この2つを使い分けることが整理の第一歩です。

2. 【基本】タグの作り方と整理テクニック

ステップ1:タグを作成する

  1. データベースの列のタイトルをクリックし、「プロパティを編集」を選びます。
  2. 「種類」から 「マルチセレクト」 を選択します。
  3. セルをクリックし、文字を入力してエンターキーを押すと、新しいタグが生成されます。

ステップ2:色を変更して視認性を上げる

タグの色は自動で割り当てられますが、意味に合わせて変更すると直感的に分かりやすくなります。

  • 赤色: 緊急、重要、トラブル
  • 青色: 進行中、定例
  • 緑色: 完了、安全

タグ名をクリックし、カラーパレットから色を選択するだけで変更可能です。

ステップ3:フィルターで「絞り込み」

タグを付けただけでは意味がありません。「探す」時にこそタグは輝きます。

  1. データベース右上の 「フィルター」 をクリック。
  2. 作成したタグのプロパティ(例:カテゴリ)を選択。
  3. 「議事録」を選ぶと、「議事録」タグがついたページだけが抽出されます。

3. 【応用】プロはこう使う!「マスタータグ・データベース」

Notionを長く使っていると、「議事録DB」と「タスクDB」の両方で同じようなタグ(例:『プロジェクトA』)を別々に作ってしまい、管理が面倒になることがあります。

これを防ぐのが、**「タグ自体を別のデータベースで管理する」**という上級テクニックです。

マスタタグ(グローバルタグ)の作り方

  1. 新しく「🏷️ タグ管理」というデータベースを作成します。
  2. このDBの中に「プロジェクトA」「営業部」「経理」などのページを作ります。
  3. 利用したいデータベース(議事録DBなど)に戻り、「リレーション(Relation)」プロパティを追加します。
  4. 連携先に「🏷️ タグ管理」を選びます。

こうすることで、すべてのデータベースで共通のタグ(ページ)を参照できるようになり、表記ゆれ(例:「MTG」「ミーティング」「会議」の乱立)を完全に防げます。

4. ボードビューでタグを活かす(カンバン管理)

マルチセレクトやセレクトプロパティで作ったタグは、「ボードビュー」にすると非常に強力です。

  1. データベースのビュー追加から 「ボード」 を選択。
  2. 「グループ化」の設定で、作成したタグのプロパティを選びます。

これで、Trelloのようにタグごとの列ができ、カードをドラッグ&ドロップするだけでタグの付け替え(移動)が可能になります。

よくある質問(FAQ)

Q. タグの名前を変更すると、過去のデータも変わりますか?

A. はい、変わります。プロパティの設定からタグ名を変更すると、そのタグが付与されているすべてのページのタグ名が一括で更新されます。安心してリネームしてください。

Q. 増えすぎたタグを整理したいのですが…

A. 使わなくなったタグは、プロパティの編集画面から削除できます。削除すると、各ページからそのタグが外れます(ページ自体は消えません)。類似したタグを統合する機能はないため、手動で付け替えてから古い方を削除してください。

Q. データベース以外の場所(本文中)にタグは付けられますか?

A. 本文中でタグのように扱いたい場合は、ハッシュタグ(#)ではなく、@ページ名 メンションを使うのがNotion流です。または、前述の「マスタータグDB」へのリンクを貼ることで、タグ付けのような役割を果たせます。


まとめ

Notionのタグを使いこなすポイントは3つです。

  1. **セレクト(1つ)とマルチセレクト(複数)**を使い分ける。
  2. 色分けで直感的に判断できるようにする。
  3. 規模が大きくなったら**「タグ専用データベース」**を作る。

タグ機能を使えば、情報は「探すもの」から「集まるもの」に変わります。

Next Step: まずは、あなたが一番よく使うデータベースを開き、「タグ」プロパティの色をルール化(完了は緑、未着手はグレーなど)して、見た目を整理してみましょう!

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