EvernoteからNotionへ移行する方法は?完全手順と活用術ガイド

EvernoteからNotionへの移行は、標準機能の「インポート」を使うのが最適解です。Notionの設定画面から「インポート」を選び、Evernote連携を許可するだけで、ノートブック単位での一括移動が完了します。

「長年使ってきたEvernoteの動作が重い」「もっと自由に情報を整理したい」と考えていませんか?この記事では、大切なデータを安全にNotionへ移す手順と、移行後にデータを120%活用するためのテクニックを、初心者の方にも分かりやすく解説します。


NotionがEvernoteユーザーに選ばれる理由とは?

なぜ今、多くのユーザーがEvernoteからNotionへ乗り換えているのでしょうか?最大の理由は**「圧倒的な自由度」と「データベース機能」**にあります。単なるメモ帳ではなく、情報を有機的に繋げる「第2の脳」として機能するからです。

  • オールインワンの万能性: メモ、タスク管理、Wiki、カレンダー、プロジェクト管理がこれ1つで完結します。
  • 構造化データ(データベース): ノートに「日付」「ステータス」「タグ」などの属性を付与し、Excelのようにフィルタリングや並べ替えが可能です。
  • 自由自在なカスタマイズ: 真っ白なキャンバスのように、画像や動画、埋め込みコンテンツを配置し、自分だけのダッシュボードを作成できます。

【比較表】Evernote vs Notion 機能の違い

移行前に知っておくべき主要な違いを整理しました。

機能EvernoteNotion
主な役割デジタルキャビネット(保存)ワークスペース(保存+構築)
階層構造ノートブック > ノートページの中にページ(無限階層)
検索性全文検索・OCR(非常に強力)データベース検索・フィルタリング
データ整理タグ・ノートブックデータベース・プロパティ・双方向リンク
共同作業コメント・共有同時編集・タスク割り当て(強力)

EvernoteからNotionへデータを移行する手順は?

Notionには、Evernoteからの乗り換えを支援する公式機能が搭載されています。以下の2つの方法から、状況に合わせて選択してください。

方法1:Notionの「インポート機能」を使う(推奨)

最も簡単で、ノートブックの構造を維持しやすい方法です。

  1. インポート画面を開く
    • PC版Notionのサイドバー下部にある「インポート」をクリックします。
    • [画像: Notionサイドバーのインポートボタン]
  2. Evernoteを選択する
    • インポートメニューの中から「Evernote」のアイコンを選択します。
  3. Evernoteにログインする
    • 認証画面が表示されるので、Evernoteのアカウント情報でログインし、Notionへのアクセスを許可(Authorize)します。
  4. ノートブックを選択して開始
    • 移行したいノートブックにチェックを入れ、「インポート」をクリックします。処理が完了すると、サイドバーに新しいページとして追加されます。

方法2:ENEXファイルを使って手動移行する

特定のアカウント制限がある場合や、ローカル保存しているデータの移行に使います。

  1. Evernote側でエクスポート
    • Evernote(デスクトップ版推奨)でノートブックを右クリックし、「エクスポート」を選択。「ENEX形式」で保存します。
  2. Notionで読み込む
    • Notionのインポート画面で「ENEX(Evernote)」を選択し、先ほど保存したファイルをアップロードします。

重要な注意点:

  • Webクリップの再現性: 複雑なWebクリップ記事は、レイアウトが崩れる可能性があります。
  • タグの扱い: Evernoteのタグは、Notionではデータベースの「セレクト(複数選択)」プロパティとして自動変換されます。

移行したデータをNotionでどう整理すべき?

データを移しただけでは、Notionの真価は発揮できません。移行後は以下のステップで「情報」を「資産」に変えましょう。

1. データベース化して「検索」から「抽出」へ

移行した直後のページはただのリストです。これらを「データベース」に変換しましょう。

  • ページ右上のメニューから「データベースに変換」を選択(または、新規データベース内にドラッグ&ドロップ)。
  • 「作成日」「ジャンル」「重要度」などのプロパティを追加することで、必要な情報を瞬時に呼び出せるようになります。

2. ビュー(View)を切り替えて視点を変える

同じデータベースでも、見せ方をワンクリックで変更できます。

  • テーブルビュー: Excelのような一覧表示。データ管理に最適。
  • ギャラリービュー: 画像をサムネイル表示。レシピやデザイン集に。
  • リストビュー: シンプルな箇条書き。素早い閲覧に。

3. 関連ページをリンクさせる(リレーション)

例えば、「議事録」データベースと「タスク」データベースをリンクさせることで、会議中に発生したタスクを即座に紐付けることができます。これはEvernoteにはない、Notion独自の強力な機能です。


よくある質問(FAQ)

移行に関する疑問をまとめました。

Q. 移行後、Evernoteのデータは消えてしまいますか?

A. いいえ、消えません。

Notionへの移行は「移動」ではなく「コピー」です。Evernote上のデータはそのまま残りますので、安心して作業を行ってください。

Q. ノートのレイアウトが崩れている場合はどうすればいいですか?

A. Notion上で手動修正が必要です。

特にEvernote独自の書式や複雑なWebクリップは、完全には再現できない場合があります。重要なノートは移行後に確認し、Notionの見出し機能(H1, H2)やブロック機能を使って整えることをおすすめします。

Q. Notionの無料プランで全データを移行できますか?

A. 基本的には可能ですが、ファイル容量に注意が必要です。

Notionの無料プラン(フリープラン)でもブロック数(ノートの量)は無制限です。ただし、1ファイルあたりのアップロード上限が5MBとなっています。Evernoteに高画質な画像やPDFを大量に添付している場合、一部のファイルが制限に引っかかる可能性があります。


まとめ

Notionへの移行は、単なるツールの変更ではなく、情報の扱い方をアップグレードする大きなチャンスです。

  • 簡単移行: 公式インポート機能で数クリック。
  • 整理整頓: データベース機能で情報を構造化。
  • 拡張性: 自分好みにカスタマイズ可能。

まずは、よく使うノートブックを1つだけインポートして、その快適さを体験してみてください。

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