結論から言うと、Notion自体には、キャンバスのように自由に絵を描いたり文字を書く機能は実装されていません。
しかし、諦める必要はありません。iPadやスマホアプリ、そしてアナログノートをうまく組み合わせることで、**「手書きの自由さ」と「Notionの管理能力」**をいいとこ取りすることは十分に可能です。
この記事では、用途に合わせて選べる3つの連携テクニックと、それぞれのメリット・デメリットを徹底解説します。
方法1:iPad「スクリブル」で手書きをテキスト化する
「キーボードを打つのが面倒だけど、データはテキストで残したい」という場合に最強の方法です。iPadOSの標準機能**「スクリブル」**を使います。
手順
- iPadでNotionアプリを開きます。
- Apple Pencilで、Notionのブロック(書き込みたい場所)をタップします。
- そのままペンで文字を書くと、手書き文字が即座にデジタルテキストに変換されます。
- メリット: 検索可能なテキストデータとして保存される。キーボード不要。
- デメリット: 図解やイラストは描けない。
方法2:GoodNotes 6 × Notion(画像として保存)
「図解やイラスト、矢印などを自由に書きたい」場合は、餅は餅屋、手書きは手書きアプリに任せるのが正解です。特にGoodNotes 6やNotabilityとの連携が鉄板です。
手順(スプリットビュー活用)
- iPadの画面分割(Split View)で、左にNotion、右にGoodNotesを開きます。
- GoodNotesに手書きでメモや図を書きます。
- 「なげなわツール」で書いた部分を囲み、Notionのページ上にドラッグ&ドロップします。
これだけで、手書きメモが「画像」としてNotionに埋め込まれます。
- メリット: 表現力が無限大。直感的にアイデアを残せる。
- デメリット: あくまで「画像」なので、Notion上で後から文字修正はできない。
方法3:アナログノート × Notion AI(スキャン活用)
「やっぱり紙のノートとペンが一番」というアナログ派におすすめの方法です。2025年の今は、**画像から文字を起こす技術(OCR)**が進化しています。
手順
- 紙のノートにアイデアを書きます。
- スマホのNotionアプリを立ち上げ、カメラアイコンから写真を撮って貼り付けます。
- 【裏技】 Notion AI(またはスマホのテキスト認識機能)を使って、画像内の文字をテキストデータとして抽出・要約させます。
- メリット: 最も思考を妨げない。紙の質感を残せる。
- デメリット: 写真を撮る手間がある。
【比較表】あなたに合う方法はどれ?
用途に合わせて使い分けましょう。
| 方法 | テキスト化 | 図解・イラスト | 手軽さ | おすすめのシーン |
| スクリブル | ◎ (自動) | × | ◎ | 日記、議事録のメモ書き |
| ノートアプリ連携 | × (画像化) | ◎ | ◯ | 講義ノート、アイデア出し |
| 紙スキャン | △ (AI活用) | ◯ | △ | ブレスト、思考整理 |
よくある質問(FAQ)
Q. 将来的にNotionに手書き機能はつきますか?
A. 現時点では公式発表はありません。Notionは「ブロック」という単位で情報を管理する仕組み上、自由なキャンバス機能(お絵描き機能)の実装は難しいとされています。そのため、今回紹介した「外部連携」が当面の最適解となります。
Q. ペンタブレット(ワコムなど)は使えますか?
A. PCに接続したペンタブレットでも、手書き入力自体は可能です(Windows Inkなどを利用)。ただし、iPadのような直感的な操作感には劣る場合が多く、基本的には画像を貼り付ける運用になります。
Q. Notion内で簡単な図形を描く方法はありますか?
A. 本格的な手書きはできませんが、外部ツールの「Mermaid記法」を使えば、コードを書くことでフローチャートなどを描画することは可能です。また、埋め込み機能で「Miro」や「Whimsical」などのホワイトボードツールを表示させるのも有効です。
まとめ
Notionで手書き入力を活用するコツは、**「Notionですべて完結させようとしないこと」**です。
- 文字だけなら 「スクリブル」
- 図解なら 「GoodNotesからドロップ」
- アナログなら 「写真+AI」
この使い分けで、デジタルの整理力とアナログの創造性を両立させましょう。
Next Step: もしiPadをお持ちなら、今すぐ画面を分割して、メモアプリからNotionへ手書き文字をドラッグ&ドロップしてみてください。「あ、これでいいんだ!」と腑に落ちるはずです。
